国政報告

2020オリ・パラへ加速する国際化と技術革新

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、自動運転や多言語翻訳技術に関する環境整備の動きが加速しています。私も、スピード感を持って、また同時にオリ・パラ以後の状況にも耐えうる着実な制度づくりを目指してまいります。


4月11日 道路交通法の改正案が参議院内閣委員会で可決、翌12日の参議院本会議で委員長報告をいたしました。限られた会期で少しでも多くの法案を成立させるために、参議院から先に審議されたものです。自動運転に対応した運転者等の義務に関する規定を整備するとともに、運転中の携帯電話使用等に対する罰則の強化等を行うものです。委員会では自動運転中の運転者に許される行為の範囲、携帯電話使用等に係る明確な取締り基準など、活発な質疑が行われました。

本会議終了後、看護問題対策議連に駆けつけ、看護業界の現状について情報交換を致しました。

翌週15日は天皇陛下が、衆参両院の議長他の役員およそ50人を皇居・宮殿にお招きになられ、お茶会を開かれました。ご退位前の最後のお茶会で、私も内閣委員長としてご拝謁の栄誉に浴させていただきました。その後、海事連盟主催の懇親会に、地元自慢の日本酒を持って参加いたしました。

4月17日 先週は地方議会の課題に関するPTでのヒアリング、この日は早朝から棚田支援PTに出席し「棚田地域振興法案」の審議。所属委員会・理事懇談会のあと、昨年も見学した多言語音声翻訳システム展示会で最新の翻訳技術を体験しました。

NICTが開発した多言語音声翻訳アプリ「ボイストラ」。
様々な翻訳アプリのベース。

医療多言語翻訳機


多言語同時通訳ガイド。
様々なイベントに応用可能とのこと。

昨年からおなじみの「メガホンヤク」

はなして翻訳。導入例に地元倉敷平成病院が。

ARディスプレイとシースルー翻訳カウンター。まさに近未来の世界です。

岡山県知事時代のデータセンターからのご縁の日立はホテル接客と駅コンシェル。忘れ物も安心です。

4月12日 アスリーヌ仏日議員連盟会長ほか議員連盟の皆さんを迎えての歓迎会。山東昭子日仏議員連盟会長のもと超党派で参加。5年前、山東議員と一緒にフランス訪問したことを挨拶で述べました。こうした国際交流の場に上記の翻訳ツールが進出するのも、そう遠くないかもしれません。

4月18日(発明の日)。消防議員連盟 消防防災ヘリコプターの安全運航の確保に関する小委員会で提言骨子案について議論。私が岡山県知事時代に導入した消防防災ヘリ「きび」は、東日本大震災の際の派遣支援や昨年の西日本豪雨災害における救援活動など県内外の安全安心のために幅広く活躍しています。

続いて内閣委員会。6時間の長丁場で冒頭1時間は東京オリンピック・パラリンピックの諸施策に関して鈴木大臣への質疑です。その後、宮腰大臣による趣旨説明、子ども子育て支援法改正案の審議入りです。
委員会と重なり参加できませんでしたが、自民党本部で「科学技術週間 セレモニー」が開催され、岡山ゆかりのCYBERDYNE社のロボットスーツHAL(腰タイプ作業支援用)の紹介・実演がありました。西日本豪雨災害においても真備町、高梁市における復興ボランティア活動の負担軽減に大いに貢献していただきました。重さ十数キロでも「腰痛を感じない」との評判。まさに技術革新のトップランナーです。

↑ページトップにもどる

地方を、熱くする。誠実に前向きに! 自民党 参議院議員 石井まさひろ